6月16日、エジプト政府はエジプト入国に際して必要な新型コロナウイルス陰性証明のレギュレーションの一部改訂について発表しました。

  • 6月18日から、エジプトに入国するすべての人(エジプト人、外国人)は出発地を問わず、エジプト入国に必要な新型コロナウイルス陰性証明において個人を特定する情報、陰性証明内容などを含むQRコードの記載が必要となります。
  • 猶予措置として、当面のところはQRコードの記載のない陰性証明書を持ってエジプトに到着した場合でも、空港で迅速検査(綿棒で検体を採取し、十数分で結果の出る検査)を行い、陰性の場合入国が可能となります。
    ※ただし、猶予措置の実施期間については明言はされていないので注意が必要です。エミレーツ航空などは7月1日から出発地に送還される旨、同社サイト上で注意喚起をおこなっています。航空会社によって対応が異なる場合があるため、利用時には利用航空会社の最新情報を確認する必要があります。

*詳細に関しては、下記の6月17日発出の領事メールをご確認ください:
「6月18日からのエジプト入国に際するCOVID19陰性証明(QRコード記載)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=11405

*また、日本国内でQRコード付きの陰性証明に対応している検査機関については、在エジプト日本大使館の下記のページをご参照ください:

日本国内でQRコードの陰性証明記載に対応している検査機関(在エジプト日本国大使館)
https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_covid19.html#QR


なお、現在エジプト入国に際しては、エジプト籍、外国籍にかかわらずすべての入国者に対してPCR検査の陰性証明の携行が必要となります。

日本からの入国の場合、エジプト到着便の出発予定時刻前96時間以内に検査ののち発行された陰性証明が必要です(出発地によっては、出発予定時刻前72時間以内の場合もありますので、日本以外の地域からご旅行に来られる場合には、航空会社のサイトなどでご確認ください)。6歳未満の子供については上記のレギュレーションは適用されません。

また、陰性証明には以下の記載が必要です:
*検体採取の日付と時間の記載(検体採取の日付がフライト前96時間以内であること(日本からの場合))
*公的に認可された検査機関による押印 
*綿棒を用いた拭い液による検体種別(咽頭部や鼻部など採取部位の別)の記載
*RT-PCR法による検査であることの記載
*個人を特定する情報、陰性証明内容などを含むQRコード  [←今回2021年6月16日の改正点]
なお、陰性証明は英語またはアラビア語での発行が必要です。
また、電子データなどではなく、証明書原本の携帯・提示が必要です。

また上記に加え、ハルガダ・シャルムエルシェイク・マルサアラム・タバ国際空港の4空港でのみ、72時間以内のPCR陰性証明を所持していない到着者がUSD30でPCR検査を受けることが可能となった旨も併せて発表されています。

【エジプト】6月18日よりエジプト入国時のPCR陰性証明にQRコード記載が必要となります
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